- TOEICの勉強におすすめの参考書を知りたい人
- 独学で進められるTOEICの教材を知りたい人
- TOEICのスコアを短期間で上げたい人
留学経験もない平凡な会社員で2児の父、じんぺーです。
36歳からTOEICの勉強を始めて、2ヶ月で835点を取得しました。
昇進や転職活動に役立てようとTOEICの勉強をしたいと思っても、何から始めたらいいかわからないですよね。
TOEIC対策アプリも検索すればたくさん出てきますが、種類がありすぎて余計に混乱すると思います。
この記事では、TOEIC初心者から学習を始めて2ヶ月で835点を取得できた僕がほぼこれ一つだけで乗り切れたという対策アプリを紹介します!
最強のTOEIC参考書はスタディサプリ!
結論、僕がTOEIC学習でもっとも重宝したおすすめ参考書(教材)はスタディサプリ ENGLISHです。
超大手のリクルートによる運営なので、テレビCMを見て気になっていた人も多いのではないでしょうか。
僕は大学受験から15年以上英語学習から遠ざかっていましたが、このスタサプのおかげで2ヶ月という短期間でTOEIC初受験にして835点を取得できました!
そのときの体験談についての記事もご覧ください。
スマホで最短3分から、いつでも・どこでも学習できるスタディサプリは忙しい社会人がTOEICを勉強するのにベストマッチと自信を持っておすすめできます!
スタディサプリTOEICのメリット・デメリットと評判について、詳しく紹介しますね。
スタディサプリTOEICのメリット
僕が特に感じたメリットは以下の6点です。
メリット①スキマ時間をフル活用できる
メリット②TOEIC全分野の学習がスタディサプリTOEICだけで完結
メリット③中学レベルから復習できる
メリット④初心者から上級者まで幅広いレベルに対応
メリット⑤独学でもモチベーションを維持できる仕組みがある
メリット⑥超人気講師による解説動画がわかりやすい
順番に解説します。
メリット①【社会人にぴったり】スキマ時間をフル活用できる
スマホで学習できるので
・電車・バスの中
・仕事の昼休み
・はてはトイレ休憩
などの超細かい時間でもTOEICの勉強にあてられます。
イヤホンさえあれば、リスニングパートの学習や神授業と名高い講義動画の視聴も可能です。
ほんの5分のスキマ時間でも
一日4回で20分、
それを30日間なら10時間
の勉強時間が捻出できちゃいます。
仕事や家事・子育てに追われる社会人がまとまった勉強時間を捻出するのは難しいので、学習時間を積み上げるのにスキマ時間の活用はマストですね。
メリット②文法・リスニング含むTOEIC全分野の学習が一つで完結する
前提となる文法知識から始まり、TOEICの
・各パートごとの解き方
・問われやすい問題形式
などを詳しく・わかりやすく解説してくれます。
さらに、TOEIC L&R公開テストを研究し尽くした実戦問題集が200問×20回分収録。
問題集としても隙がありません。
ほかの教材がほぼ必要ないレベルの充実度です。
メリット③中学レベルから復習できる
中学から高校レベルまでの基礎的な英語を学び直せる「基礎講座」もあり、初歩的な英文法、リスニング、単語を学べます。
僕のように大学受験以来、英語にノータッチだったTOEIC初心者でも安心です。
メリット④TOEIC初心者から上級者まで幅広いレベルに対応
本屋の英語学習コーナーに行くと、各パートに特化した問題集や目標スコア別の参考書がたくさんあってどれを選べばいいかわからなくなりませんか?
スタディサプリTOEICは具体的な対応レベルを掲げてはいませんが、300〜400点レベルの初心者から900点超えの上級者まで広い範囲に対応していると感じました。
その証拠に、僕は基礎講座から学習を始めて2ヶ月間で835点を取得できました。
2ヶ月間で使えるだけ使い倒したつもりですが、それでもしっかり復習まで終えられたのは実戦問題集20回中の4回目まで。
ほとんどの時間は実戦問題集の前段階にあたる「パーフェクト講義」に費やしました。
つまり、835点を取得してもスタディサプリTOEICから学べる余地はまだまだあるということです。
僕が履修した実戦問題集は比較的カンタンな回ばかりでしたが、それ以降の難しい回でリスニングや長文を復習していけばさらにスコアが伸びる自信があります。
メリット⑤独学でもモチベーションを維持できる仕組みがある
スタディサプリTOEICは学習継続を支援する機能にかなり力が入っていて、ホーム画面では以下の情報が表示されます。
・一日の目標学習時間(任意で設定できます)
・今週の総学習時間&自己ベスト
・アカウントの総学習時間&総学習回数
・現在の連続学習日数&自己ベスト
また、連続学習記録が途切れそうになると通知で警告してくれます。
学習時間と成績は必ずしも正比例するわけではないですが、自分で決めた目標をちゃんと継続できているとそれだけで自信につながりますよね。
さらに、いったん連続学習日数が途切れてしまったらこんな捨てられた子犬のような通知も。
なんか罪悪感が湧いて、つい勉強を再開しちゃいますよね(笑)。
独学だとひとりで黙々とやるしかないので、こういうエモい工夫はありがたいです。
メリット⑥【対面講義がなくても大丈夫】超人気講師による解説動画がわかりやすい
TOEIC学習アプリ界でスタディサプリの地位を不動にしているといっても過言ではないのが、カリスマ英語講師・関正生先生の講義動画です。
関正生氏プロフィール
これまで出講した予備校では、250人教室で満席・立ち見講座、200人講座で1日6講座の全満席記録を持ち、朝6時からの整理券配布に行列ができるほどの人気講師として活躍。大学受験英語に留まらず、英会話やTOEIC®Testなどの著書も多数(合計120冊以上)。スタディサプリでは主に英文法の講座を担当。暗記だけに頼らない、英語の本質を理解する力を伝授する。
出典:スタディサプリ
試しに、2分間の講義動画「文法編」を見てください。
図解や例え話も交えてわかりやすく解説してくれるのですごく頭に定着します!
スタディサプリTOEICには関先生による解説動画が約580本収録されているので、きちんと視聴していくと対面の講義と同じくらい理解が深まります。
このクオリティの講義をいつでも・どこでも受けられるなんて、僕たちはスーパーラッキーな時代を生きていますよ!
動画は平均5分ほどですが、1.5倍速で再生してもじゅうぶん内容を理解できたので、ちょっとしたスキマ時間でも構えることなく気軽に視聴できました。
スタディサプリTOEICのデメリット
さんざんメリットを書きましたが、人間が作ったサービスである以上、完璧ではありません。当然デメリットや「こうだったらいいのになぁ」というポイントはあります。
デメリット①買い切りではなく月ごとに利用料金がかかる
デメリット②本番形式で活用するなら別途テキスト購入する必要あり
デメリット③単語&熟語学習機能が使いにくい
デメリット④スマホだと画面が見づらい場合あり
デメリット⑤オンライン環境でしか使えない
デメリット⑥質問ができない
順番に解説します。
デメリット①買い切りではなく月ごとに利用料金がかかる
紙の参考書に比べて痛いのが毎月3,278円(月払いの場合)が発生するところです。解約しても学習記録は残りますが、再度課金しないとお試し程度の機能しか使えません。
お金を出したのに自分のものにならないのはなんかイヤですよね。
しかし僕はこの月額制を逆手に取り、短期集中でコスパよく使い倒すことによってじゅうぶん元を取れたと思っています。
一日に5分利用しても3時間利用しても料金が同じなら、使い倒さない手はないですよね?
僕が2ヶ月間でスタディサプリTOEICの学習に費やした時間は120時間くらい。
わかりやすい講義動画、復習サポート機能、アプリひとつでやれるリスニング学習などを考えると安すぎてごめんなさいって感じです。
何より、スタディサプリ中心に学習したことでいろんな参考書に手を出さずに済んだので、結果的に安上がりでした。
参考書を食い散らかすように勉強するのが一番意味がありませんからね。
それでも月3,300円を捻出するのが厳しければなんとなく習慣になっているチリツモ出費を見直してみるのもアリです。
- タバコを吸う人は一日4本(約110円分)を減らす
- 毎日缶ビール1本(約200円)飲む人は2日に1本にする
- 飲み会を月に1回(4,000~6,000円)減らす
一日あたり100円くらいならなんとかなりそうな気がしますよね!
しかも健康になれて一石二鳥です!
デメリット②本番形式で活用するなら別途テキスト購入する必要あり
公開テスト1ヶ月前くらいになると本番と同じ形式(紙の問題用紙とマークシートの回答用紙)を経験しておく必要があります。
パーフェクト講義シリーズと実戦問題集シリーズには紙のテキスト版もありますが、アプリの有料会員(ベーシックプラン)でも別料金になります。
アプリ単体で120分200問を通しで解こうとすると、問題の読み込み時間があったり試験中は不要な解説部分を飛ばす必要があったりして本番と同じ環境には程遠いです。
また、選択肢をタップする回答方法ではTOEICでキモとなるマークシート塗りに慣れることもできません。
テキスト版の実戦問題集には回答用のマークシートとスコア換算表が付属し、音声の時間配分も本番と同じような形式です。
スタディサプリTOEICのアプリではTOEICの全分野の学習ができますが、あくまで「学習」なので、本番と完全に同じ状況を再現することはできない点に注意してください。
本番形式ならテキスト版スタサプもいいですが、公式TOEIC® Listening & Reading 問題集もしくはTOEIC®L&Rテスト 究極の模試600問+もおすすめです。
デメリット③単語&熟語学習機能が使いにくい
TEPPAN英単語は計1,500語、TEPPAN英熟語は計530語とじゅうぶんな語数が収録されて解説もわかりやすいですが、索引や検索機能がないので単語帳としては使いにくいです。
10問ごとに分けられたトレーニングを実際に解かないと、何の単語が収録されているかわかりません。
ただTOEICはあくまでもマーク試験で日本語から英訳する必要はないため、個人的にはあまり不便を感じません。
僕はひたすら機械的にトレーニングをこなし、覚えられなかった単語は復習して、2ヶ月間で2〜3周ほどやっただけですが、835点を取得できました。
単語だけいちいち別のアプリに切り替えるのも面倒ですからね(笑)。
それでも、ごくまれに「あの単語の意味なんだっけ?」とピンポイントで知りたいこともあると思います。
そんなときはシンプルにググっていました。
Googleなら多少つづりが間違っていても検索できるので、重宝します。
僕は単語学習も基本的にスタサプメインでしたが、サブとして金のフレーズ2のアプリも使っていました。
設定によって短いフレーズを英文→和訳まで自動で読み上げてくれて、自動で次のフレーズに進んでくれるので、家事や運転中など手が離せないながら時間も活用できます。
ただし完全に集中して学習できる状態ではないので、あくまでもやらないよりはマシというレベルで考えてください。
デメリット④スマホだと画面が見づらい場合あり
特に長文問題はスマホの画面サイズでは読みづらいです。
文字が小さいうえに1行あたりの表示数が少ないので改行も多くなり、目線の移動で疲れます。
また僕はギリギリ大丈夫ですが、人によっては年齢的に老眼でしんどいかもしれません。
長文問題はPCかタブレットで解くなど、環境によってデバイスを使い分けるのがおすすめです。
講義動画をスマホで見る場合はずっと画面を見つめずに適度に目線をそらし音声だけ聞き、板書部分だけを集中して見るなど眼が疲れないように工夫しましょう。
デメリット⑤オフライン環境では使えない
問題は端末にダウンロードできますが、会員情報を読み込んだり学習状況を記録したりするときにも通信するので完全なオフライン環境では利用できません。
最近は飛行機や地下鉄でもWi-Fiが使える場所が多いのでそこまで困らないと思いますが、僕は超混雑したイベント会場でバスを待ちながら勉強しようとしたら電波が4本にも関わらず、まったく通信できなくて使えなかった経験があります。
このときばかりはスキマ時間を活用できず、心を無にして並ぶしかありませんでした(笑)。
Wi-Fiではない携帯電話のデータ通信回線は人混みだと受信しづらくなることがあるようです。こちらのサイトで対策も紹介しているので参考にしてみてください。
また問題や講義動画はデータ容量が非常に大きいので、ギガ死しないためにも事前にWi-Fi環境でダウンロードしておくのをおすすめします。
ダウンロード方法はこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
デメリット⑥質問ができない(ベーシックプラン)
極まれにですが解説を読んでも理解できないもしくは疑問が解決しないことがあります。
そんな場合でも質問できる窓口がありません。
利用料を考えると仕方がないかもしれませんが、かなり不便です。
どうしても疑問を解決したい場合は、問題と解説のスクリーンショットを撮ってSNSで質問しましょう。
きっとTOEICの猛者たちが親切に解説してくれるはずです。
もしくは、受講料はかなり高くなりますが、専属コーチがついてくれるスタディサプリENGLISH パーソナルコーチプランの受講をおすすめします。
ちなみにパーソナルコーチプランも7日間無料体験可能です。
※無料期間は申込日を 1 日目とします
アプリならではの利点:随時アップデートで追加機能も
スタディサプリTOEICのリリースは2017年8月と決して新しくはありませんが、アップデートによってバグや不満点が随時解消されています。
アプリならではの利点が最大限に活かされていますね。
さらに単なるトラブルシューティングに留まらず、新機能が追加されることもあります!
これまでの主な追加機能
2019年7月 基礎英文法講座
2020年1月 基礎英単語講座
2022年7月 アダプティブ講座←NEW!
2022年10月 TEPPAN英熟語530語←NEW!
ここでは、2022年のアップデートで追加された新コンテンツのアダプティブ講座とTEPPAN英熟語を紹介します。
AIが最適な問題を判定して出題!アダプティブ講座
自分に最適な問題をAIが判定して出題してくれるので、ニガテ克服にもってこいです。
各パートごとに自分のランクが表示されているので、ついつい最上位のSSランクを目指してゲーム感覚でやっちゃいます(笑)。
苦手と判定された問題は専用の解説動画が表示され、もちろん講師は関先生です。
ただアダプティブ講座で出題される問題は実戦問題集と実戦問題集NEXTから選ばれているので、すでに解いた問題も出てくる可能性がある点だけ注意してください。
解答力に直結!TEPPAN英熟語
単語学習だけではカバーできない熟語表現を学べます。
(例)put up with〜(〜を我慢する)など
Part5などは熟語の知識さえあれば秒で解けるサービス問題が結構あるので、ありがたいですね。
TEPPAN英単語とあわせて、毎日ルーティーンのように繰り返し復習するのがおすすめです。
スタディサプリTOEICの口コミや評判
僕個人のレビューだけでは物足りないので、Xで利用者の口コミを調べてみました。
やることが明確でわかりやすい
これは同意です!
スタサプでは最初のレッスンで学習のロードマップが説明されるので、何を勉強していいか迷うことはないと思います。
ちなみに上記のスケジュールはあくまで目安なので、個人のレベルによって進めるペースは前後します。
利用料がちょっと高い
確かに月3000円ちょっとは人によって高く感じますし、もっと安いアプリもあります。
この料金をどう考えるかについてはデメリットの章でも述べたので参考になれば幸いです。
解約したら即使えなくなった
Web経由の申込みだとアプリ経由より安いですが、その場合は解約手続きをした時点で有料版の機能が使えなくなってしまうので注意してください!
登録と解約にあたって注意するポイントと利用料金で損をしない方法を次の記事にまとめたので、あわせてご覧ください。
リスニング問題が簡単すぎる
これには半分同意で、半分反対です。
というのも、スタサプに収録されている問題はそれぞれ難易度が違うからです。
パーフェクト講義〜実戦問題集vol.4くらいまでは確かに易しめですが、それ以降には難易度が高い問題も収録されています。
実戦問題集で解いた数が少ないと、公開テスト本番を難しいと感じるでしょう。
ただ、僕が835点を取得した時でも難易度が低いとされる実戦問題集vol.4までしかやっていません。
しかもvol.3あたりからやや駆け足で進めたので、復習がバッチリとは言えない状態での受験でした。
vol.4までのレベルで物足りないのは900点あたりからではないでしょうか。
またこちらの記事でも述べていますが、TOEIC公開テストは回によって難易度のばらつきや受験者個人との相性もあるため、スタサプのリスニングが簡単すぎるとは一概には言い切れないというのが僕の意見です。
まとめ:スタディサプリTOEICをメイン教材に短期間で高得点を目指そう!
スタディサプリはちょっとしたスキマ時間でもスマホひとつで勉強ができる、非常に優れたTOEIC対策アプリです。
コンテンツの豊富さは他のアプリの追随を許しません。
日々のスキマ時間を見直して勉強時間を確保し、きちんと復習をしながら進めていけば短期間でも高得点を取得できます。
\7日間の無料体験実施中!/
※無料期間は申込日を 1 日目とします
この記事ではTOEIC参考書としてスタディサプリを紹介する「入り口」まで案内しましたが、実際にスタサプを活用してスコアアップにつなげる効果的な活用法として次の記事も参考にしてください。
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