TOEIC当日でもできる悪あがき!【点数は下がった?】2回目に2ヶ月ノー勉

この記事はこんな人におすすめ!
  • TOEICのスコアを維持したい人
  • 試験当日でもできる対策を知りたい人
  • TOEIC L&R公開テストの難易度を知りたい人

※本記事はPRを含みます。

留学経験もない平凡な会社員で2児の父、じんぺーです。
36歳からTOEICの勉強を始めて、2ヶ月で835点を取得しました。

必要に迫られてTOEIC公開テストに申し込んだけど、仕事が忙しすぎて結局ほとんど勉強できなかった……という社会人は少なくないでしょう。

この記事では、初受験で835点を取得した僕が2ヶ月後にノー勉で再受験したらスコアがどれくらい下がったかという体験談と、当日でもできる対策法を紹介します。

適切な勉強法や教材のチョイスにも役立ちますよ。

目次

【結果】意外にもわずか15点ダウンの820点

2回目の公開テストで取得したスコアは前回から15点ダウン820点

リスニングは30点下がっていますが、リーディングはむしろ15点上がりました

前回はリスニング435点、リーディング400点

一度835点を取れたとはいえ、その後2ヶ月もまともに勉強していなかったにしては上出来ではないでしょうか。

2回目のTOEIC受験まで

2回目のTOEIC公開テストに申し込んだ理由

たった2ヶ月の短期集中でTOEIC初受験にして835点を取得できたことは、僕に大きな自信を与えてくれました。

しかし今の勤務先はザ・年功序列の日本企業なので、TOEICでハイスコアを取ってもそこまで評価されません。

そこで、このスコアを活かしてキャリアアップするには転職でしょ!と思い立ったわけです。

年収1,000万円以上の転職にはTOEIC860点以上が必要

ただリクルートエージェントなどの転職サイトを検索すると、年収1,000万円以上の求人は860点以上が必須(Must)もしくは望ましい(Desirable)という条件がほとんどでした。
ちょっとTOEIC長文パートでよく出る求人票っぽく表記してみました

出典:PROFICIENCY SCALE – IIBC

TOEIC公式のレベル表を見ても、860以上はノンネイティブとして最上級の評価とされていることがわかります。

860とれたら大台への転職も夢じゃない!
やるっしょ当然♪

そう思って、2ヶ月後の公開テストに申し込んだまではよかったんですが……

初受験時のモチベーションはどこへやら。

約2ヶ月、ほとんど勉強することなく試験当日を迎えてしまいました。

2ヶ月間ノー勉の理由(すべて言い訳です……)

1回目の受験で燃え尽きた

前回の受験で2ヶ月間、仕事と家族との時間以外はすべてTOEICの勉強に費やしました

自分がどんどん成長していくのは気持ちよかったですが、ストイックすぎてしんどかったのも事実。

学習開始時には夢にも思っていなかった835点を取れたことで満足してしまい、もう一度モチベーションを上げるのは難しかったです。

転職活動に時間を割いた

もともと転職サイトには登録していましたが、36歳という年齢やスキルの乏しさから、100社以上応募して書類が通ったのは2社のみ=書類通過率2%でした

それが835点のスコアを記載した途端、応募20社に対して面接5社=通過率25%10倍以上になったんです!

昔の少年ジャンプの裏表紙に載っていた広告のような、嘘みたいなホントの話が起きちゃいました(笑)。

もちろん単にスコアを記載するだけではなく、短期間の勉強で工夫した点などを自己PRに盛り込んだのも影響したと思います。

ただ、晴れて面接までたどりつけたのは嬉しいですが、面接って相当な事前準備が必要なんですよね。
自己分析、企業研究、志望動機など考えないといけないことが山のようにあります。

面接準備で休日がまる一日潰れることも多く、TOEICの勉強まではとても手が回りませんでした。

仕事が繁忙期だった

多くの企業と同じように、僕の勤務先も12月は超繁忙期でした。

年末年始が休業なので、その分を前倒しで作業するとハードワークになるのは必然ですね。

残業のオンパレードになり、早く帰れても子供たちと一緒に風呂に入って寝るだけの日々でした。

年末年始に遊びすぎた

本当に申し訳ないのですが、事実なので隠さずに白状します、、、

家族でスキー旅行、帰省して親や地元の友人と再会など、とにかく遊びまくりました。

食って飲んで寝て、遊んでの日々です。

もともと「思いっきり働いて、思いっきり遊ぶ」が僕のポリシー。

仕事と育児以外に何もしていないならよかったんですが、このときは悪い方向に働いてしまいました。

スコアが15点しか落ちなかった理由

とはいえ、2ヶ月間ほぼノー勉で15点ダウンの820点はかなり上出来なスコアといえます。

スコアを維持できた理由を考えてみました。

以前の学習がしっかり定着していた

スタディサプリの学習記録

835点取得に活用した教材でもおすすめしたスタディサプリ ENGLISHを中心に、前回の受験に向けてしつこいくらいに復習していたのが功を奏したと思います。

問題を聴いた(見た)瞬間、きのうまで普通に勉強していたのかと錯覚するくらいに体が英語を覚えていました。

余談ですが、僕はかなり荒れた底辺高校から独学で難関私立大学に現役合格した経験があります。

きっかけは、精神科医の和田秀樹さん(東大理科3類卒)の著書「受験は要領」で勉強法を学んだこと。

「数学は暗記だ」というインパクトのある提案をはじめ、参考書はしっかりと復習して記憶に定着させることが大切だと書かれていました。
記憶という面からのアプローチは精神科医ならではですね。

この本で身につけた勉強法が、そのままTOEICにも通用しました

焦って次に進まず、とにかく復習しまくって覚える「急がば回れ」の精神です。

スタディサプリの関正生先生はじめ、ほとんどの講師も各解説の締めに決まり文句のように「しっかり復習しておいてください」と述べています。

それくらい復習は当たり前で、プロでも最重要視しているポイントだということですね。

「受験は要領」は80年代にベストセラーになったそうですが、現在でもじゅうぶん通用することが書かれています。

僕は2000年代前半に、なぜか祖母がプレゼントしてくれました。
当時すでに初版から15年以上が経っていましたが、大学受験なんて考えてもみなかった高校生に大きな勇気を与えてくれたのを覚えています。

人生を変えるきっかけをくれた、和田さんと今は亡き祖母に感謝です。

当日の朝にSantaでちょっとだけ悪あがき対策した

いくらモチベーションが下がっているとはいえ、完全に丸腰で臨むのはさすがに8,000円近い受験料をドブに捨てるようなもの。

前回のスコアを超えるのは無理ですが、せめて今後のために「当日でもできる対策」を何か検証できないか?と思い立ちました。

そこで朝、試験会場近くのコメダ珈琲でSanta30問・25分ミニ模試を解いてみたんです。
ものすっごいあきらめの悪さですね(笑)。

Santaについてはこちらの記事でも紹介しています。

このミニ模試、たった30問ですが、全パートの問題がバランスよく配分されていて200問と遜色ない精度です。

100問や本番と同じ200問バージョンもありますが、本番直前にそれだけのボリュームをやると体力が残りません。
30問というのがちょうどよかったです。

おかげで、2つのカンを取り戻せました。

  • リスニングのカン
  • 長文速読のカン

特にリスニングは少し触れずにいるとすぐに聞き取れなくなるので、本番前にカンを取り戻せたのは大きかったです。

ちなみにこのときの予測スコアは前回の本番より65点ダウンの770点

わずか25分ですが、みっちり2ヶ月勉強した前回受験時の8~9割までは戻ってきた感じです。

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ま、こんなものかなと思っていましたが……

問題が簡単だった(回によって難易度にばらつき)

いざ試験が始まって問題を解くと、びっくり!

「すごい!スラスラ解ける!」まるで進研ゼミの勧誘漫画の主人公になった気分でした(笑)!

特にリーディングパートに関しては本番中に明らかに前回よりも簡単だとわかるほど。

TOEIC受験常連者のあいだでは、実施回によって難易度に若干のばらつきがあるのはよく知られたことのようです。

平均点を見ても、その傾向が伺えます。

出典:TOEIC公式「平均スコア・スコア分布 詳細 (第308回)」

僕が初めて受験した回の平均スコアは「612.0」。

出典:TOEIC公式「平均スコア・スコア分布 詳細 (第312回)」

対して、今回の平均スコアは「618.2」とわずかながら上昇しています。

もちろん受験者のレベルも毎回同じではないので一概にはいえませんが、人によって相性がいい回というのは確実にあるでしょう。

大事なのは、問題が簡単だろうが難しかろうが、取れたスコアがすべてだということです。

転職活動について述べたように、860点以上が必要な求人に応募する際にそのスコアは単なる足切り条件であって、試験の難易度は関係ありません

ある程度のレベルまで達したら少し勉強時間を減らしつつ、相性のいい回に当たって目標スコアを取得できるまで受験し続けるのもひとつの手です。

試験慣れ

最初の受験では余裕を持って受付時間より早めに会場に到着し、解答用紙への名前の記入にすら緊張していました。

一度経験してしまうと流れはわかっているので、今回はあえて時間ギリギリで会場入りしても特に困ることはなかったです。

試験官の説明もほとんど聞き流し(ごめんなさい汗)、問題にもリラックスして臨めました。

ただし天候や交通機関の運行情報をしっかりチェックし、遅刻して試験を受けられない事態だけは避けましょう

まとめ:学習をしっかり定着させればスコア維持は可能!

2回目以降のTOEICでスコアを大幅に落とさないために必要なことは、こんな感じです。

  1. これまでやった参考書(僕はスタディサプリ)をしっかり復習して定着させる
  2. 試験当日はSantaのミニ模試でカンを取り戻す
  3. あえて時間ギリギリに会場入りし、リラックスして受験する ※ただし遅刻だけは注意!

ただし、本来は何回目だろうと、きちんと準備をしてスコアを更新するつもりで臨むのが理想です!

今回は自戒を込めて悪あがき方法を紹介しました(汗)。

まだまだ成長するぞ!
めざせ860点!めざせ年収1,000万!

じんぺー
最短最速でTOEICのスコアをあげたノウハウを発信。大学受験以来英語ノータッチ→2ヶ月の集中学習で初受験835点取得(独学)。36歳2児の父。平凡サラリーマンでもやれることを証明します。コスパ高く独学で短期間でのスコアアップを目指すなら要チェックや!

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