社会人の体験談。スタディサプリTOEICで800点突破に必要な勉強時間は?

この記事はこんな人におすすめ!
  • TOEICで現在のレベルから800点を取得するのに必要な総勉強時間を知りたい社会人
  • TOEICの勉強がなかなか続かない人
  • TOEICの勉強を始めたいけど、忙しくて時間がない人

留学経験もない平凡な会社員で2児の父、じんぺーです。
36歳からTOEICの勉強を始めて、2ヶ月で835点を取得しました。

TOEICの公開テストを受けてみたいけど、どれくらいの勉強時間が必要なのかわからない……

こんなことを考えて学習スタートに二の足を踏んでいませんか?

僕も社会人歴10年を超えてマンネリな日々を変えようとTOEICに興味を持ちましたが、実際に勉強を始めるまではバリバリ英語が得意な人しか高得点は取れないと思っていました。

この記事では、そんな平凡サラリーマンの僕がTOEIC初受験で835点を取得するまでの総勉強時間重宝した教材、勉強を続けるために取り入れた工夫を紹介します。

TOEICで800点を取得すると転職で応募できる企業が一気に増えますし、昇進や希望部署への配属にプラス材料となることも多いです。

賢いやり方で800点を取得して、キャリアアップを目指しましょう!

この記事で解決できる悩み

・TOEIC800点に必要な総勉強時間の目安

・効率的にTOEICを勉強できる教材

・家庭や仕事と両立しつつ勉強を継続する工夫

目次

筆者の体験:高校レベルまでをうっすら覚えていれば160時間で800点は可能

結論、僕がTOEIC初受験で835点を取得するのに費やした勉強時間は2ヶ月間で合計約160時間でした。

嘘やん!と思うかもしれませんが本当です。

ちなみに冒頭にも述べたように留学経験もありませんし、身近にネイティブの友人もいません。

TOEIC学習スタート前の僕の英語レベルはこんな感じでした。

  • 底辺高校から独学で難関私立大学に現役合格。ただしその後、英語はノータッチ
  • リスニング学習は未経験(当時のセンター試験と私立大入試では不要だったため)
  • 業務での英語使用経験は皆無
  • ハワイ旅行ではネイティブの「このあたりは家が壊れるほど強い風が吹く」を「家の材料になる木が採れる」と勘違いするレベル

ハワイでの聞き間違いは論外として、日本企業の会社員としては平均〜中の上程度のレベルではないでしょうか。

これくらいの下地があれば、効果的な教材選びと勉強計画、学習を定着させる工夫を取り入れれば短期間で800点を突破できますよ!

TOEIC目標スコア別の”平均的な”総勉強時間←短縮可能です!

こちらはオックスフォード大学の調査を元に作成された、現在のスコアから目標スコアまで到達するための“平均的な”勉強時間をまとめた表です。

出典:Oxford University Pressの資料を元に作成

たとえば現在550点レベルなら850点まで725時間が必要という調査結果になっています。

毎日2時間勉強しても約1年……仕事や子育てをこなしながらそれだけの期間ストイックに勉強を続けるのは至難の業ですよね。
それよりもさっさと転職や昇進のための活動に時間を割きたいはずです。

ただ、僕は学習スタート時は550点程度のレベルでしたが、この表よりもはるかに短時間で835点を取得できました。
理由としては以下の点が挙げられます。

・調査が1985年とかなり古いデータ

・あくまで”平均”なので、総勉強時間は取り入れる教材や勉強法に左右される部分が大きい

・現在はスマホなどで効率的にTOEICを学べる教材がある

もちろん人によって上達速度に違いはありますが、やり方しだいでこの表の半分〜3分の1程度に短縮することはじゅうぶん可能です!

ここからはその短縮方法を紹介します。

スタディサプリTOEICで勉強した理由

僕が2ヶ月160時間で835点を取得するために使ったメイン教材はスタディサプリ ENGLISHです。

160時間の内訳は130時間がスタディサプリ、残り30時間は本番形式の問題集など。

スタディサプリを選んだ理由は文法・単語・リスニング・リーディングのTOEIC全分野のインプットがスマホひとつで完結するからです。

TOEIC学習の有料アプリはたくさんありますが、操作性や間口の広さ、解説の充実度などさまざまな点で完成度が頭一つ抜けていると感じました。

教育&人材大手のリクルートが運営するだけあって、このあたりのバランスは抜かりがないですね。

スマホだけで学習できるという面では他のTOEICアプリと同じなので、僕が特に重宝した点を紹介します。

動画解説がわかりやすい

出典:スタディサプリENGLISH公式YouTubeチャンネル

カリスマ英語講師・関正生せきまさお先生による約580本の講義動画はスタディサプリTOEIC最大の目玉コンテンツといっても過言ではありません。

解説動画が収録されたアプリは他にもありますが、図解やたとえ話も用いながらこれほどわかりやすく説明してくれるのはスタサプの関先生だけでした。

また、関先生自身が何度も満点を取っているという実績を裏付けるように「リスニングは音声が始まる前に設問を先読みする」などTOEICならではのテクニックも教えてくれるので、英語力以外の面からもスコアアップに直結します。

収録済みの動画なので生の授業のように質問ができないのが残念ですが、一方通行であっても下手な対面講義より価値がありますよ。

リスニング学習が充実

TOEIC初心者にとって大きな壁がリスニングです。

僕も大学受験では勉強しなかったので、初めてリスニング問題を聞いたときはマジで「言ってることがわからない……イカレてるのか?この状況で」状態でした。

スタディサプリではリスニング上達に不可欠なディクテーション(書き取り)とシャドーイング(追っかけモノマネ発音)をスマホで練習できるセッションがあるので、自然な流れで学習できます

ディクテーション画面
シャドーイング画面

ディクテーションでは聞き取った会話音声をスマホのキーボード画面でタップ入力。

シャドーイングでは音声を追いかけて発音することで練習できます。

この一連の作業をテキストとCDとペンでやるとかなりの手間ですよね。

僕も最初は時間をかけて何度も間違えながらディクテーションを繰り返していましたが、ある程度やるとかなり聞き取れるようになってTOEIC学習が一気に楽しくなりました。

今では目と頭が疲れるリーディングよりもリスニングのほうが好きなくらいです(笑)。

TOEICを受けてみようと思ってもリスニングで挫折してしまう人はかなり多いので、スタディサプリはTOEIC学習のハードルをかなり下げてくれました。

本番の時間配分を意識して勉強できる

スタディサプリTOEICでは各問題ごとに次の画像のように制限時間がリアルタイムで表示されます。

この制限時間を過ぎても強制終了するわけではないですが、慣れてくると時間内に解答するよう意識することで速読やリスニング精度を上げるきっかけになります。

また、各問題の制限時間は「平均でこの時間内に解かないと、本番では全問埋めることができない」という絶妙な設定です。

特にリスニングは勝手に進むので、ひとつの問題に時間を食う→いつのまにか次の問題が始まって聞き取れない→繰り返し……とドミノ倒しのような総崩れになってしまいます。

リーディングも想像以上のスピードで解いていかないと、全問解答するだけでも至難の業です。

スタディサプリTOEICなら学習初期から問題ごとの時間配分を意識できるので、公開テスト本番までに解答のリズム感を身につけられますよ。

月額3,278円からだが7日間の無料体験あり

スタディサプリTOEICの利用料金は下図のとおりです。

スクロールできます
月払い6ヶ月パック12ヶ月パック
月あたり3,278円3,058円2,728円
一括払い総額18,348円32,736円

買い切りの参考書と違い月額制なのがネックですが、登録日を含む最初の7日間はすべての機能を無料で使えるので、まずは試しに登録してみてください。
※無料期間は申込日を 1 日目とします

登録&解約の方法や損しない使い方についてはこちらの記事でも紹介しています。

【注意】本番と同じ形式の練習はできない

TOEIC公開テストはマークシートを用いた解答方式なので、スタディサプリのアプリだけでは「120分間で200問を解きながらマークする」練習ができません。

スタディサプリTOEICには紙のテキスト版もありますが、アプリの有料会員でも別料金になります。

本番形式の練習は公開テスト前に最低1回〜できれば3回はやっておいたほうがいいので、ここだけはお金を惜しまず問題集を購入したほうがいいですよ。

スタディサプリに慣れた人なら実戦問題集のテキスト版もいいですが、公式TOEIC® Listening & Reading 問題集もしくはTOEIC®L&Rテスト 究極の模試600問+もおすすめです。

TOEICの効率的な勉強計画の立て方と一日あたりの勉強時間の目安

短期間でTOEIC800点以上を取得するために大事なのが勉強計画です。

計画といっても一日あたりの細かいスケジュールはやりながら見えてくるので、勉強を始める前に次の3点にだけ気をつけてください。

①TOEIC公開テストを受験する日程を決める

②仕事やプライベートが忙しい時期の受験は避ける

③2~3ヶ月の短期集中で臨む

順番に解説しますね。

TOEIC公開テストを受験する日程を決める

まずはTOEIC公式サイトの年間スケジュールで公開テストの日程を確認し、受験する日時を決めて申し込みましょう。

受験日が決まらないと目標もぼんやりとしたままですし、勉強にも身が入りません。

各回の受付期間は意外と短くて、だいたい2ヶ月前から申込開始〜1ヶ月前に締切なので注意してください。

具体的な勉強時間は受験日から逆算して設定しましょう。

仕事やプライベートが忙しい時期の受験は避ける

社会人を10年以上も経験していれば業務上の繁忙期もだいたい把握しているでしょう。

受験日までの学習期間中に年末や年度末などの繁忙期を含まないように計画を立てたほうが確実に勉強時間を確保できます。

一般的に以下の月の公開テスト受験は避けたほうが無難です。

12月:仕事が忙しい、忘年会などもある

1月:学習期間に12月を含んでいる

3〜4月:仕事が忙しい、歓送迎会などもある

避けたほうがいい理由には業務だけでなく季節的な要素もあります。

特に冬場は寒い会場に当たると最悪です。
マークする手はかじかむし、テスト中にトイレが近くなりかねません。

2回めの公開テストを1月に受けましたが、散々でした、、、

また3〜4月は花粉症シーズンなのでくしゃみおじさんによってリスニング問題を聞き取れないおそれがあります。

ほかにも出産や長期の旅行を控えている場合はそれらが落ち着いてから勉強を始めることをおすすめします。

社会人は仕事だけでなく家庭とも折り合いをつけないと勉強はうまくいきませんからね。

僕は最初の受験を11月に設定して9月から勉強を始めたので、公私ともに余裕をもって勉強に集中できました!
といっても期間中にキャンプに2回行きましたが……

TOEICの勉強時間は2~3ヶ月の短期集中で臨む

ダラダラ勉強しても中だるみして学習効率が上がりません。

そもそもこの記事を読んでいる人にとってTOEICは目標ではなく、年収を上げたり人生を豊かにするためのツールのはず。

長くても3ヶ月、できれば2ヶ月の短期集中で勉強しましょう。

これくらいの期間ならモチベーションが途切れませんし、予定も調整しやすいはずです。

僕が2ヶ月で835点を取得した詳細な体験談についてはこちらの記事もご覧ください。

筆者の一日あたりの勉強時間の目安

僕の一日の具体的なスケジュールは平均でこんな感じでした。

5:00勉強:3日前&1週間前の学習内容を復習
5:30勉強:新しいレッスンを学習
7:00朝食
8:00子供を保育園へ送る
8:30通勤
9:00仕事
12:00昼食
12:30勉強:新しいレッスン or 単語学習
13:00仕事
18:30退勤
19:00夕食
20:00風呂、寝かしつけ
21:30勉強:一日の復習
22:00就寝

勉強時間が3時間で睡眠時間は7時間です。

休日は家族と出かけることが多かったので勉強時間は朝と寝る前だけの合計2時間半と平日よりもやや少なめでした。
このあたりの事情は家庭持ちの会社員ならではですね。

休日に勉強時間をたっぷりとれる人は平日を減らしてもいいですが、僕の経験では一日4時間を超えると疲労と飽きがハンパなかったです。

筆者のTOEIC総勉強時間

2ヶ月間で勉強した160時間の内訳はざっくり計算してこんな感じです。

2ヶ月間のTOEIC勉強時間

  • 平日:平均3時間×5日×8週  = 120時間
  • 土日:平均2.5時間×2日×8週 =  40時間
    —————————————————————-
                 合計 160時間

2ヶ月間のTOEIC勉強時間

  • 平日:3時間×5日×8週 =120時間
  • 土日:2.5時間×2日×8週= 40時間
    ——————————————-
            合計 160時間

    ※一日あたりの時間は2ヶ月間の平均

学習期間を3ヶ月に設定したい人なら、平日と休日の勉強時間を0.5時間ずつ減らすと12週で合計168時間になります。

TOEICの勉強を継続するための工夫

一日あたりの勉強時間を設定してスタディサプリTOEICを使い始めたとしても、それを日々の生活に落とし込まないとなかなか続きませんよね。

ここでは、勉強を継続するための工夫や仕組みづくりについて紹介します。

どの時間にどの項目を学習するか決めておく

レッスン一覧

スタディサプリを起動させるたびに毎回「えーっと、何を勉強しよう……」と悩むのは時間の無駄ですし、そっと画面を閉じることが続くといつのまにかTOEIC学習からフェードアウトしかねません。

継続に必要なのは鋼の意志ではなく仕組みづくりです。

たとえばこんな感じで、場面に応じて学習内容を自動で決めるようにしてしまいましょう。

  • 朝起きたら新規レッスンを20分で1コマ終わらせる
  • 通勤の電車内では前日の復習をする
  • トイレ休憩ではTEPPAN英単語を10語×3セット終わらせてから出る

日々の生活のスキマ時間を見直して、自身の勉強時間に当てはめてみてください。

一時的に趣味をお休みして勉強時間を捻出

そもそも仕事やプライベートがかなり忙しい場合、さらに勉強時間も確保するのは難しいです。

ここはちょっとの辛抱だと思って趣味に費やしていた時間を減らしましょう。

僕はTOEIC学習中の2ヶ月間だけ、これらの趣味をお休みしました。

  • 晩酌(週3~4回)
  • テレビ(ほぼ毎晩)
  • 早朝の筋トレ(週2〜3回)

ほかにもついついスマホゲームやSNSに夢中になってしまう人は、その時間で使うアプリをスタディサプリに切り替えましょう。

TOEICで800点以上を取得できれば、収入や人生の幸福度が向上する可能性が大幅に上がります。

たった2〜3ヶ月の我慢でその可能性が得られるなら、めちゃめちゃコスパがよくないですか?

がんばりすぎ=長時間の勉強に注意

何事にも一生懸命な人は、最初から飛ばしまくって毎日長時間勉強してしまうかもしれません。

でもTOEIC学習は長距離走のようなものなので、最初からハイペースでは途中で息切れしてしまいます。

疲れを溜めないためにも勉強時間は平日は3時間まで、休日でも午前・午後で合わせて5時間以内にしましょう。
睡眠時間を削るなんてもってのほかです。

社会人なら仕事もきちんとこなさないといけないし、家族との時間も大切にしたいですよね?

TOEICはあくまで手段と考え、ハイスコア取得後の未来を想像する

身も蓋もないようですが、TOEICで800点以上を取得すること自体が夢だ!なんて人はいないはずです。

みなさんもグローバルな仕事に携わりたいとか、ひいては年収を上げたい、人生を豊かにしたいと思ってTOEICを受験しようと思ったのではないでしょうか。

俺、なんでTOEICなんて勉強してるんだっけ……?

と道に迷ったら、初心を思い出してハイスコア取得後の素敵な未来を思い描いてみてください。

ちなみに僕はリクルートエージェントなどの転職サイトで応募資格が「TOEIC800点以上」の求人を検索し、年収や条件を見てはニヤニヤしてモチベーションを上げていました。

あと仕事には関係ありませんが、家族でキャンピングカーをレンタルしてアメリカ縦断するのが夢なのでそのための情報を検索していましたね。

まとめ:スタディサプリTOEICを活用すれば勉強時間160時間で800点は可能!

TOEIC学習というと得体が知れなくて800点なんてすごく高い壁に思えるかもしれませんが、効率的な教材を選択して短期集中でしっかり勉強すればじゅうぶん実現可能です。

仕事でも、実際に手をつけてみると意外とやれちゃったって経験ありますよね?

僕は36歳という年齢もあり、転職活動では書類選考の通過率が2%でしたがTOEICで835点を取得してからは25%まで急上昇しました!
これまで門前払いされていたことを考えると一気にキャリアアップに近づきました。

スタディサプリTOEICは最初の7日間は無料ですべての機能を使えるので、まずはTOEICの問題がどんなものか体験してみるのもおすすめです!

\7日間の無料体験実施中!/

※無料期間は申込日を 1 日目とします

じんぺー
最短最速でTOEICのスコアをあげたノウハウを発信。大学受験以来英語ノータッチ→2ヶ月の集中学習で初受験835点取得(独学)。37歳2児の父。平凡サラリーマンでもやれることを証明します。コスパ高く独学で短期間でのスコアアップを目指すなら要チェックや!

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