- 仕事と両立しながらTOEICの勉強スケジュールを立てたい社会人
- 忙しくて勉強時間を取れるか不安な人
- 目標スコアを取得するために必要な勉強期間を知りたい人
「転職や昇進のために英語力をアピールしたいけど、TOEICってとっつきにくそう」
「今は仕事が忙しいし、勉強と両立は大変そうだな…」
「高得点の人って何年も勉強してるんじゃないの?」
あなたはこんなことを考えて、TOEICの勉強に踏み出せずにいませんか?
社会人がTOEICにあてる勉強期間は、2~3ヶ月の短期集中がベストです!
実際に僕は、次のような状況からTOEICの勉強を始めて、2カ月で835点を取得できました。
- 底辺高校から独学で難関私立大学に現役合格。ただしその後、英語はノータッチ
- リスニング学習は未経験(当時のセンター試験と私立大入試では不要だったため)
- 業務での英語使用経験は皆無
- ハワイ旅行ではネイティブの「このあたりは家が壊れるほど強い風が吹く」を「家の材料になる木が採れる」と勘違いするレベル
そう思うと、忙しいあなたも2~3ヶ月ならがんばれそうな気がしませんか?
この記事では、僕の体験からTOEICの勉強期間は短期集中がベストな5つの理由を解説します!
この記事で解決できる悩み
- 短期集中学習のメリット
- 短期集中学習のデメリットをカバーする工夫
- TOEIC受験を避けたほうがいい時期
TOEICは短期集中がベストな理由
短期集中がベストな理由は5つです。
- 予定を調整しやすいから
- 学習の密度が濃いから
- 単純に疲れるから
- お金がかかるから
- TOEICは手段に過ぎないから
順番に解説しますね。
予定を調整しやすいから
勉強期間が長期化すると、その間イレギュラーな予定も増えてきます。
仕事の繁忙期、家庭のイベント、旅行など…
TOEICのスコアを転職や昇進に生かして幸福度をアップさせたいなら、会社も家族もおろそかにはできませんよね。
2~3ヶ月であれば、これらの予定がないタイミングを狙うこともできますよ。
学習の密度が濃いから
TOEICの学習はひたすら次の繰り返しです。
問題を解く→解説を読んで復習する
特に後半の復習を繰り返すことで文法や解法のコツを身につけていきます。
僕は翌日、3日後、1週間後、1ヶ月後というサイクルで同じ問題を復習していました。
記憶が薄まってきたタイミングで上書きするイメージですね
インプット量と復習のバランスが一番いいのが2~3ヶ月です。
一方、一日あたりの勉強時間を短くして期間を長くとる選択肢もあります。
しかし、期間が長くなるほど初期に学んだことを忘れないための復習に追われてしまいます。
そのため、学習期間の長さと密度の濃さは正比例しません。
満点を目指すならともかく、800点程度なら2~3ヶ月でじゅうぶん達成可能です。
単純に疲れるから
慣れない英語の勉強って、めちゃめちゃ脳が疲れます。
特にTOEICの場合、リーディング問題はかなりの速読を求められますし、リスニングも聞き漏らすとあっというまに迷子になるので、かなりの集中力を求められるんです。
僕は2ヶ月間で毎日平均2~3時間勉強していましたが、公開テストが終わったときの正直な感想は「ようやくこの苦しみから解放された!」でした(笑)。
こんなにしんどい勉強を仕事や家庭と両立しながら、体調を崩さずに何年も続けるのはかなり難しいと思いました。
お金がかかるから
TOEIC対策のスクールやオンラインコーチングを受講している場合、毎月何万円もの費用がかかります。
また30~40代の社会人だと、結婚して子供がいる人も多いでしょう。
そうなると自宅では集中できないので、カフェや図書館で勉強することになります。
僕もカフェ&図書館の常連でした
学習期間が長くなるにつれて、スクールやテキスト代だけでなく、飲食代や交通費もかさんでしまいます。
TOEICは手段に過ぎないから
あなたがTOEICを受けるのは、転職や昇進に活かすためではないでしょうか?
英語を話せるようになりたいなら、TOEICではなく英会話教室に通っているでしょう。
資格ホルダーなど一部の趣味を除いて、「TOEICで800点を取ること自体が目標です!スコアの使い道は特にありません!」なんてことはないはずです。
TOEICは人生を豊かにするための手段と割り切った場合、時間をかけず、サクッと勉強を終わらせたほうが絶対にいいです。
短期集中でTOEIC勉強を終わらせたあとは、昇進に必要な資格の勉強や転職活動に時間を割きましょう。
短期集中のデメリット
しいて短期集中のデメリットを挙げるとすれば、
集中しすぎて疲れる
ことです。
やっぱり、普段の仕事や家事・育児をこなしながら集中力が必要なTOEICの勉強をすると疲労感が溜まります。
僕は本番まで乗り切るために、休日でも4時間以上の勉強はしないようにしていました。
4時間を超えると疲労感がすごく、勉強自体がイヤになりそうだったからです。
TOEIC受験を避けるべき時期
短期集中で臨むにしても、避けたほうがいい時期があります。
12月から4月までの5ヶ月間
です。
理由は3つです。
- 繁忙期とバッティングする
- 季節性の理由
- プライベートなイベントが多くなりがち
順番に解説しますね。
繁忙期とバッティング
多くの会社が年末の12月と年度末の3月は繁忙期です。
僕の職場も、大みそか~正月が休みな分、前倒しで作業を進めないといけません。
必然的に残業も多くなるので、TOEICの勉強時間を捻出するのが難しくなります。
僕は最初の受験を11月に設定して9月から勉強を始めたので、公私ともに余裕をもって勉強に集中できました!
といっても期間中にキャンプに2回行きましたが……
季節性の理由
TOEICの会場は大学の古い教室になることも多いです。
真冬の受験だと会場によっては暖房が完全に効いていないところもあり、寒さで本来の調子が出せないおそれがあります。
また、寒さでトイレが近くなる可能性も。
一応、テスト中も離籍してトイレに行くことはできますが、そんなことをすれば全問解答はできなくなってしまいます。
さらに、3~4月は花粉症の全盛期です。
くしゃみが止まらない人が1人でもいると集中できませんし、リスニング問題を聞き取れなくなります。
プライベートなイベントが多くなりがち
子供の年齢によっては11月は七五三があります。
撮影からお参り、お祝いの食事まで、一日がかりなので勉強のリズムが崩れる可能性があります。
また、年末年始は帰省したり旅行に行く人も多いでしょう。
飲み食いの場も増えますし、せっかくの旅行なら1年溜まった疲れを発散するためにも思い切り楽しんだほうがいいです。
1月の公開テスト前にスキー旅行&帰省して暴飲暴食でまったく勉強時間を取れませんでした(反省)
2ヶ月後のテストに申し込んでみよう!
2ヶ月間だけ集中して勉強できそうなら、今後のテスト日程をチェックして、2ヶ月後の公開テストに申し込んでみましょう!
また、次の記事では僕が2ヶ月で835点を取得するためにフル活用した参考書も紹介しています。
貴重な勉強時間を無駄にできない社会人のあなたこそ、ぜひ読んでみてください!
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